IHとエコキュートでオール電化住宅

オール電化住宅とは、調理、給湯、冷暖房などの空調システムを全て電気によって行う住宅のことで、IH製品やエコキュートはそのための主力設備ということになります。



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IHとエコキュートでオール電化住宅

エコキュートとは


エコキュートとはヒートポンプ技術を利用して空気の圧縮熱で湯を沸かす電気給湯機ですが、その中でも冷媒として、フロンを使わず二酸化炭素を使用している機種のことを指しています。


電力会社や電気設備業者はこのエコキュートをオール電化住宅の目玉商品として導入に力を入れています。正式名称は自然冷媒ヒートポンプ給湯機というのですが、日本の電力会社や給湯機メーカーが統一して愛称をエコキュートと呼んでいるもので、関西電力の登録商標でもあります。


実用化に向けては、電力中央研究所の基本特許を基本としてデンソーと東京電力が共同開発を行い、製品としては2001年コロナが世界で初めてエコキュートと名づけられた製品を販売しました。


エコキュートの構造は、ヒートポンプユニットと貯湯タンクで構成されたもので、ヒートポンプユニットのコンプレッサーは圧力が10MPa以上という超高圧となるので、2重構造の2段圧縮となっているのが特徴です。1段目の圧縮吐出圧力が2段目の圧縮部の外側に加わることで押さえ込む構造となっています。


エコキュートは割安な深夜電力を使用した貯湯式なので、燃焼型の給湯器に比べると運転費用が抑えられ経済的なのが一番の特徴で、給湯の他に床暖房や浴室暖房乾燥もできる多機能型エコキュートもあります。


IHとエコキュートでオール電化住宅

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